
人材育成お役立ち情報

「ソジハラ」って言葉を知ってますか?
ソジハラという言葉を最近よく耳にしますが、意味をご存じでしょうか?
SOGIとは、
S=SEXUAL O=ORIENTATION・・・性的志向
G=GENDAR I=IDENTITY・・・性自認
SOGIは、すべての人の性の在り方を人権として考える際に使われる言葉なんです。
では、LGBTQというとは?
L=LESBIAN 女性を好きになる女性
G=GAY 男性を好きになる男性
B=BISEXUAL 女性も男性も好きになる人
T=TRANSGENDER 自認する性と出生時に割り当てられた法律上の性が異なる人
Q=QUESTIONING 性の在り方を決めない人、決めたくない人
国内の調査では、LGBTQは、人口のうち、約3%から10%の人が該当するといわれています。
そうだとすると、われわれの仕事の中で、お客様の中にも、ともに働くひとの中にもLGBTQの人もいるはずですね。
何気ない一言が人を傷つけてしまうかもしれません。人権を尊重するためには、配慮が必要なのです。
2020年施行の「パワハラ防止法」では、性的志向や性自認に関するハラスメント(SOGIハラ)や
第三者にセクシュアリティを暴露すること(アウティング)がパワハラと規定されました。
また、対応方針の明確化や相談体制の整備、職場におけるハラスメントへの迅速かつ適切な対応が義務化されます。
SOGIハラスメントを防止するためにアライ(理解者)としてリスペクトしみんなが働きやすい職場にしましょう。
SOGIハラスメントを見聞きしたときには、アライとして次のことを実行してみてはいかがでしょう?
・ストッパー(防止する人)「それはハラスメントだから言わないように」など指摘し制止しましょう。
・レポーター(通報・報告する人)職場のハラスメント防止窓口に伝えるなど防止のアクションをとりましょう。
・スイッチャー(話題転換をする人)「そういえば話が変わるんですけど」など話題や空気を変えましょう。
・シェルター(避難所になる人)一緒に笑わず事後に「さっきの嫌じゃなかった?」など避難所の役割を果たしましょう。
人財の多様性を互いに包摂してそれぞれが組織の一員として活躍できる職場やリスペクトできる人間関係がつくれればいいですね。