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ライフプラン 2022年01月20日

ライフステージを考える~林住期とは?~

ライフステージとは、人生の中の年代別の一定の時期のことを指す。今回は、ミドルシニア層40代後半~60代くらいの時期について考えてみたい。古代インドではライフステージを大きく4つに分けている。0歳から25歳までの学生(がくしょう)期、25歳から50歳までの家住(かじゅう)期、50歳から75歳くらいまでの林住(りんじゅう)期、75歳からの遊行(ゆぎょう)期である。林住期は、仕事や家庭から卒業し林に庵を構えて自らの来し方行く末を深く迷走する時期。本来やりたかったことをする時期といわれれている時期である。いわゆる「人生におけるジャンプ」「人生のクライマックス」ということになるだろう。ちなみに遊行期は林(庵)から出て思うままに遊行して人に道を説き、耳を傾け、人生の知恵を人々に授ける時期。この世一切の執着を捨てて巡礼して歩くといわれている。 五木寛之はその著書「林住期」の中で「もうあなたは自由でわがままでよい、今まで頑張ってきたのだから。本来の自分を謳歌することが許される」と書いている。古代中国ではどう考えていたのか?古代中国では、ライフステージを春夏秋冬で表している。50第後半から60代後半を秋(白秋)と位置づけ、人間的に落ち着き深みの出る年代としている。孔子の言葉で言えば「60にして耳従う」。他人の意見を聞いても反発を感じなくなり、素直に耳を傾けられるようになる。心理社会発達理論を提唱したエリクソンは、40歳~64歳を中年期(壮年期)とし、これまでの人生で得た知識や経験を次世代の若者に伝達し、同時に自分自身も成長していく時期としている。

 

みなさんはどうですか?なんとなく納得感がありますか?それとも、経済的なことやこれまでの役職や地位にこだわっていますか。昨日、キャリコンの勉強の一環でシニアの職場適応、モチベーション維持についてのオンライ意見交換会に参加しました。その中で、すばらしいなというシニアが務められている会社は、再雇用後にはきちんと切り替えをされていて実務書として自分のこれまでの知識や経験を活かされているということでした。もちろん、給与は半分程度になっているわけですが、いきいきとされているそうです。自分の好きなことをどんどにゃっている。給与じゃないといっている。責任もなくて没頭できるといわれているそうです。かたや、給与が下がり、仕事は同じことをやらされており、やる気が下がってしまっているという話もありました。おまけに役職そのままにふるまうことで部下の方がやりにくいといっているところもあるそうです。前者の場合は、定年が65歳まで延長が義務化されたのを機に事前のキャリア研修に加えて、直前にも研修を実施し、管理職から一担当者、実務者としての動機付けもおこなわれているということでした。それに加えてですが、その人がこれからの人生をライフステージをどう行きたいのかがあるかないかの違いも大きいのでないでしょうか。「あなたは何をしたいですか?」「どんな人生を歩みたいですか?」「あなたは何ができますか?」会社が何かしてくれるというのではなく、誰かが何かをしてうれるのではなく、自分がどう生きるのかが問われるステージなんでしょう。家族のために家のローンや子供の自立に向けて馬車馬のように働いてきた私たちは、自分のことはあとまわしで考える余裕さえなかった気がします。さて、これからのライフステージ、どんなライフプランを立てますか?

私の場合は、定年目前に自己都合で早期退職。それまでは家のローンや3人の子供を一人前にすすることで精一杯だった。社外でのコーチングやセミナー学びの仲間、仕事でおつきあいのある共感した方からのケニア訪問体験、突然子供が3人増えて6人になったこと・はじめての未成年後見人、とある学会の基調講演である社長の「ワクワクしていますか?」の問かけ、義兄の突然の死への立ち合い、はじめての孫の誕生、身近なメンタル問題や引きこもり、突然の介護のはじまり、歴史ある和食店でのお仕事の出会いなどなど。人生は山あり谷あり、まるでジェットコースターのよう。これだから人生は楽しい。すべてはつながっている。だからこそ、これからを自分の人生として大切に生きる。
miura_osamu
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