メールでのお問い合わせ

人材育成お役立ち情報

  • Blog
  • 定年後のライフスタイルは?
ライフプラン 2022年06月06日

定年後のライフスタイルは?

60歳以降の選択肢はいろいろある。大きくは4つの活動に分けられる。

(収入を伴う活動)

①職業活動・・・再雇用を希望し同じ働き続ける、再就職・転職の道を選ぶ、独立・自営して家業を継いだり自分で個人事業主やスタートアップで会社を設立する、NPO・ボランティアとして活動する。

(収入を伴わない活動)

②地域活動・・・自治会などの活動に協力する

③家事活動・・・家事洗濯など日常的に関わる、介助や介護など非日常的にかかわる

④余暇活動・・・趣味や生涯学習に時間を使う。

前提として押さえておくべきは、経済面で言えば、定年以降のキャッシュフロー表を作成しておくこと。これによって、今後の収入と支出を考え、いわゆる老後2000万円問題についての方向性を知ることができる。年金定期便を確認し、自分のもらえる年金額はいくらなのか?住宅ローンの残年数や子供の巣立受ちまでの経費、車を持っていれば維持費、趣味があればその費用の概算を知ることである。そこからいつから収支が赤字になるのか、今の貯えでもやっていけるのかが明らかになる。収入が不足するならば、再雇用という選択肢もあるし、パートで働くということもありうる。また、年金の受給年齢を5年繰り下げ70歳からの受給にすると65歳時点の1.4倍に増えるという試算もある。また、支出を抑えるという考え方もできる。まずは、自分の家計の収支を知ること、特に60歳以降のもらえる年金額を知りキャッシュフロー表を作成することをおすすめする。

 また自助努力としての資産形成も選択肢の一つである。現在は、個人型確定拠出年金(IDECO)の受け取りは60歳までだったものが、今年から75歳まで延長された。IDECOのメリットは、掛け金が全額所得控除になることと運用益が非課税であること、受取時の税制優遇があげられる。また、一般NISAは、株式や投資信託など最長5年間120万円まで非課税となる。こちらも合わせて活用を検討することで資産を形成することも大切である。

経済的な見通しがつけば、自分自身のライフプランのおおよそ形が見えてくる。人生100年時代、自分のやりたいことをやれる時間は十分にある。ある試算によると65歳までのサラリーマン時代の約45年の在職中自由時間は12万時間(4時間×250日×45年+14時間×115日×45年)といわれている。65歳以降の退職後自由時間は、なんと18万時間(14時間×365日×35年)である。

 あなたはどんなライフプランを描きますか?そのために、今からどうしていきますか?私の場合は、独立自営の道を選んだ。年金がもらえるまでの5年職業活動を続けつつ、家事活動を行っている。突然の介護に翻弄されながらも自営業の気軽さも今となっては良かったと思う。今、一番共感するのは、クレイトン・M・クリステンセン著「イノベーション・オブ・ライフ」の中の次の言葉である。それは「家族や親しい友人との関係は、人生で最も大切な幸せのよりどころの一つだ。だが気をつけなくてはいけない。 中略 家族との強力な関係、友人との親密な関係を気付くことに最も力を入れる必要があるのは、一見その必要がないように思われるときなのだ。」

人生の三大不安の一つに孤独がある。今からでも遅くない。感謝と挨拶、そして話を聴くことからならすぐにできる。

miura_osamu
ライフプラン