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ハラスメント 人材育成 2022年01月07日

鎌倉殿の13人に学ぶ

今年のNHKの大河ドラマは鎌倉殿の13人。主役は北条義時である。鎌倉幕府と言えば源頼朝が創建したことで有名だが、北条義時は執権として姉の政子とともに武家政権を全国レベルまで押し上げた人物である。
北条義時は、伊豆の国の小さな武家の次男として生まれた。目立った才能もなく、野心も持たない人間だった。幼い頃から頼朝と交流があり、頼朝から「子孫の護」と褒められたこともあり、頼朝の信望はあつかった。
頼朝の死後、執権として二代目鎌倉殿となった頼家を13人の合議制で支えていく。義時は頼朝の志を深く理解しており、その志を他の有力御家人たちと共有し心理的安全性を保ちながらまとめていく。カリスマ性はないが、義時には、現代でいう【EQ=心の知能指数】に秀でていたと言われる。自分の地位や権利のために密告や裏切りなどゴッドファーザーのような血生臭い時代であったろう。義時は13人の力を引き出し持続的に組織を維持していくことで、烏合の衆ではなく志を共有し互いに尊重し力を発揮できる「チーム鎌倉」へと進化させ、まとめ成果を出したのだ。

現代にも通じるリーダーの在り方、組織変革の手法ではないだろうか。VUCAの時代といわれる変化の激しい時代である、感情に寄り添い心理的安全性を担保し恐れのない自走出来る組織=チームにすることこそ現代にも通じ大切なことである。ひとり一人が自己肯定感をもち、成長と貢献のために使命感をもつこと。組織の中のお互いがリスペクトできるように感情に目を向けて、表現しやすい環境をつくること、違いを認め互いの長所を伸ばし、短所を補うようなかかわりができれば、ハラスメントやメンタル不調や突然の離職は少なくなるのかもしれない。そのことに微力ながら役に立てれば本望である。